私たちの物語
教育現場では,様々な課題が山積し,子ども,保護者,教職員,地域でサポートが必要とされています。
私たちは,こうした課題にアプローチするための組織として一般社団法人スクールセーフティネット・リサーチセンター(School SafetyNet Research Center:SSRC)を,2022年1月に設立いたしました。
SSRCは,スクールセーフティネット・システム(School SafetyNet System、 略称「SSS」)の構築、普及を図り、子どもの学校生活の質の維持向上、および子 どもを取り巻く環境のより一層の充実に寄与する活動を行います。
学校心理学の専門とする研究者,公認心理師,医師,弁護士がチームを組んで,学校現場の諸課題の解決に取り組んでいきます。
法人代表挨拶
田村 節子
元東京成徳大学 教授
子どもは,未来の日本や世界を支えるかけがえのない大切な存在です。
デジタルネイティブ世代の子ども達は,今,リアルとインターネットの世界で学んだり,人間関係を築いたり,夢を抱いたりしています。
素晴らしく子どもの可能性の世界が広がったと同時に、子どもが抱える悩みも複雑かつ大人の目に見えずらくなってきました。
「子どもが安心して子ども達の可能性や夢を広げていけるために、今、大人の私たちができることは何だろうか」,それを考え続けてきました。そこで,私たちは「Quality of School Life」を大切にし,次の2つを目的として子どもを守り育てる活動を行います。
「ひとりの子どももとりこぼさない援助(未然防止)」
「すべての子どもたちの学校生活の質の向上(心理教育)」
「人の力」と「Aiの力」も借りてスクールセーフティネットをしっかりと編みたいと思います。
心理師,医師,法律家のみならず、アプリやシステムの構築には子育て世代の技術者さんにも協力を仰いでいます。
「みんなが資源」「みんなで支援」の学校心理学の理念をもとにぜひ,みなさまのお力をお借りし,みなさまと未来の子どもたちの成長と発達を支えたいと思います。
ひとりでも多くのみなさまのお力を賜れたらと願っております。
ご理解,ご協力,ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2022年1月26日 法人設立の朝に…